45歳男性。胃癌が脳や脊髄などに転移。医師から「あんたはもう死ぬ。助からないよ。」と言われ、大変ショックを受け、強い怒りを感じています。普段と違い混乱し、呼吸が荒く、目の焦点が合っていない、また身体的にも疲れ果てているような状態でした。
彼には、極度の疲労が少しでも改善されるようオリーブ、医師に対しての激しい怒りにホリー、不公平感や被害者的な憤りにウィロウ、自分をコントロールできないような状態にチェリープラム、精神的肉体的に大きなストレスとショックを抱えているためレスキューレメディを選びました。次に会った時は、別人のように落ち着いて怒りや恐れなども消えていました。「俺は幸せ者、こんなにまでしてもらえて。」と感謝の言葉すら口にしていました。病気は進行していても、精神的には明らかに元気になっていました。それからモルヒネを一度も必要とすることなく、1週間後、安らかに息を引き取りました。